キュービクル回避の担当、丸山です。(国家資格:第二種電気工事士)
こちらでは、「電気」に関係するお役立ち情報を伝えていきたいと思います!
今回は、電気を最も使用するエアコンにフォーカスをあててお届けします。
電気代の計算式
エアコンの削減方法の前に、そもそも電化製品の電気代ってどれくらいかかるかご存知でしょうか。
こちらでも何度かお伝えしていますが、以下が電気代の計算式になります。
電気代=消費電力量(WH)÷1000×料金単価(円/kWh)31円/kWh
※料金単価(円/kWh)…地域や電力会社などで変動しますが、公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会は
料金単価の目安として「電力1kWhあたり31円(税込)」と定められています。
上記の計算式通りに数字を当てはめていくと、冷蔵庫やテレビ、エアコンなどの各電化製品のおおよその電気代が計算できます。取扱説明書や本体に貼られている型名などを記したシールなどに記載されている消費電力(Wh)を調べて計算してみるといいでしょう。
計算例)消費電力500W、使用時間4時間、消費電力量2kWh、1kWhあたりの料金単価が31円と仮定すると、電気代は62円となります。
暖房家電の電気代参考表
下記の表は一般的な電気製品の消費電力(W)の目安を表したもので、使用時間8h、日数30日、料金単価31円で計算したもので、使用時間8h、日数30日、料金単価31円で計算したものになります。
実際の消費電力(W)は、お手持ちの家電製品の商品ラベルなどに記載されている消費電力をご参考にしてください。
※メーカーの機種により消費電力は参考値になります。
家電製品 | 消費電力 | 電気代 |
エアコン (10畳用) | 冷房580W 暖房660W | 冷房:約4,315円 暖房:約4,910円 |
オイルヒーター | 300W~1,500W | 約2,232円~約11,160円 |
ファンヒーター | 200W~1,300W | 約1,488円 |
電気ストーブ | 500W~1,000W | 約3,720円~約7,440円 |
こたつ | 弱:100W 強:500W | 約744円 |
ホットカーペット (3畳用) | 400W~800W | 約2,976円~約5,952円 |
上記の計算式や暖房家電の参考表などを元に、一度ご自身の店やご自宅などで計算してみて、目安程度ですが現状を把握してみるのもいいでしょう!
エアコンの電気代削減方法
自動運転モードの活用
自動運転を使えば、設定温度に到達するまでに、強風にしたり、微風・弱風に切替えるなどして、効率よく稼働してくれるので、無駄な電気代の削減に繋がります。
エアコンは、設定した温度になるまでの間に多くの電力を消費します。室温が設定温度に到達すると、その温度を維持するために必要な電力は大してかかりません。自動運転モードを活用して電気代の削減に繋げていきましょう!
部屋の広さに適したエアコン選択
エアコンを効率よく使用するには、それぞれ適切な広さがあります。
例えば、6畳用のエアコンを20畳の部屋で使用した場合、エアコンの冷房、暖房性能が追い付かず、設定温度に到達しない状態が長く続くことになりかねません。ですので、エアコンは部屋の広さに適したものを選ぶことをお薦めします。
メーカーの方などに聞いたりして選ぶと良いと思います。
最新型のエアコンを選ぶ
最新型のエアコンは省エネ性能に優れています。
10年以上前のモデルを使用している人は、買い替えを検討するのも長い目で見ると電気代を削減する上で効率的な方法となる可能性が高いです。
削減は無理なくできることからコツコツとするのが大事ですので一つずつ着実にやっていきましょう!
お読みいただきありがとうございました!
次回も洗濯機の削減方法についてお届けします。
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※キュービクル回避ネットを運営する株式会社グローアップは電力会社です。