キュービクルって補助金対象になる?
「キュービクルを新しくしたいけど高額だから補助金は使えるの?」「どんな条件なら対象になる?」
近年、設備更新コストを抑える手段として、国や自治体の補助金制度を活用する事業者が増えています。
本記事では、キュービクルの補助金活用の可否とポイントを解説します。
キュービクルの設置の補助金は条件次第で対象になる
キュービクル単体が常に補助金対象になるわけではありませんが、「省エネルギー化」「防災強化」「BCP対策」として更新する場合、さまざまな国・自治体の制度で補助対象になる可能性があります。
代表的な活用事例
省エネ補助金(省エネルギー投資促進支援事業など)
- 劣化したトランスを高効率型に交換
- 太陽光発電と連系するための逆潮流対応型へ更新
防災・BCP強化補助金
- 浸水対策でのキュービクルかさ上げ設置
- 落雷対策として避雷設備の増設
地方自治体の独自支援
- 浸水対策でのキュービクルかさ上げ設置
- 落雷対策として避雷設備の増設
要件はどう決まる?
- 省エネ設備として“消費電力が下がる”効果があるか
- 太陽光や蓄電池などとセットで“自家消費率”を高めるか
- 防災計画・BCP計画とセットで説明できるか
単体で「古いから替えたい」という理由では難しいことが多く、効果の数値化が鍵です。
申請の流れ
STEP
キュービクル更新の目的と規模を整理
STEP
対象補助金の公募要件を確認
STEP
設備業者と協力し、図面・見積もりを作成
STEP
事業計画に省エネ効果や防災効果を数値化して盛り込む
STEP
締め切り厳守で申請書類を提出
STEP
採択後、工事着手・完了報告
注意点
- 補助金は「後払い(精算払い)」が基本
- 不採択の可能性もあるので、資金繰り計画をしっかり立てる
- 締切や必要書類が煩雑なので、専門業者やコンサルのサポートが有効
相談先は?
- 地域の商工会・商工会議所
- 設備更新を手がける電気工事業者
- 補助金申請支援に実績のある専門家
- 中小企業庁の公式ポータルや自治体の産業振興課
など。
まとめ
高額な設備投資だからこそ、補助金を活用できるかどうかで負担は大きく変わります。
キュービクルを更新するときは、「ただ交換する」ではなく、省エネ効果や防災強化の要素を絡めて賢く制度を活用することがポイントです。
キュービクルの設置に迷ったらまずは当社にお問い合わせください!