第43回 電気にまつわるエトセトラ「電気業界ニュース11」

キュービクル回避の担当、丸山です。(国家資格:第二種電気工事士)
こちらでは、「電気」に関係するお役立ち情報を伝えていきたいと思います!

今回は「ガスがカーボンニュートラルに貢献」という内容をお伝えしたいと思います。

ガスは低温から高温まで広く効率的にカバーしています。
家庭のお湯や暖房、工場の高温の蒸気、これらの熱需要は、日本の消費エネルギーの約6割を占めます。
天然ガスは化石燃料であるため、使用される時にCO2を排出します。
石炭や石油に比べるとCO2排出量が少なく、低炭素と言えますが、一歩進んで「脱炭素化」の技術が注目されています。

「メタネーション」という技術

水素と二酸化炭素から合成される「合成メタン」を、都市ガスで使う「メタネーション」という技術の研究開発が進んでいます。
合成メタンが燃焼した時に排出されるCO2は、製造時に原料として回収されたCO2です。新たなCO2の排出はゼロです。「資源の循環」ということになりますね。
この技術は、日本で1995年に成功しました。世界でも開発は進められていて、供給に至っているケースもあります。
「設備の大型化、低コスト化、世界的なルール」など課題はまだまだありますが、色んなやり方で地球を守ろうと技術は日々進化しています。

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