第45回 電気にまつわるエトセトラ「量子ドット太陽電池」

キュービクル回避の担当、丸山です。(国家資格:第二種電気工事士)
こちらでは、「電気」に関係するお役立ち情報を伝えていきたいと思います!

前回は、「有機系太陽電池」についてとり上げましたが、今回は量子ドット太陽電池について取り上げたいと思います。

量子ドット太陽電池とは?

量子ドット太陽電池は量子ドットと呼ばれるナノメートルサイズの半導体結晶を使用して光を電気に変換する太陽電池です。

光を吸収して、変換率を高める!

これらの量子ドットは、特定の波長の光を吸収し、エネルギー変換効率を高めることができます。

特徴と利点

1.高い変換効率
理論上の変換効率は75%に達する可能性があり、従来のシリコン系太陽電池よりも高い効率を実現できます。
2.広い光吸収範囲
量子ドットのサイズを調整することで、紫外線から遠赤外線まで広範な波長の光を吸収できます。
3.低コスト製造
コロイド量子ドットを用いることで、低コストでの製造が可能です。

課題としては、耐久性と量子ドットの配置があるため、まだ研究段階の技術です。
実用化レベルまで行ったら、低コストで高効率な太陽電池として期待ができます。

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