キュービクル回避の担当、丸山です。(国家資格:第二種電気工事士)
こちらでは、「電気」に関係するお役立ち情報を伝えていきたいと思います!
今回は「化合物系太陽電池」について、取り上げたいと思います。
化合物系太陽電池とは?
化合物系太陽電池は複数の元素から成る化合物を半導体として使用する太陽電池です。
化合物系太陽電池の種類
1.CIS
銅、インジウム、セレンを原料として、低コストで変換効率も比較的良いです。
モジュール変換効率は約12%です。
2.CISG
CIS太陽電池にガリウムを加えたもので、変換効率は約13%です。
3.CdTe
カドミウムとテルルを原材料とし、欧米を中心に普及しています。
モジュール変換効率は約11%です。
4.GaAs
ガリウムとヒ素を原材料とする高効率な太陽電池ですが、高価で宇宙用途に使用されています。
化合物系太陽電池の中でも、特に注目されている太陽電池があります。
それは、ペロブスカイト太陽電池です。
ペロブスカイト太陽電池とは?
ペロブスカイト太陽電池は、化合物系太陽電池の一種ですが、特有の特徴を持っています。
ペロブスカイト太陽電池は、ペロブスカイト構造を持つ特定の化合物を用いることで、高いエネルギー変換効率と低コスト製造が可能な点が特徴です。
また、軽量で柔軟性があり、曲げることができるため、従来の硬質なパネルでは設置が難しい場所も適用できる利点があります。
ペロブスカイト太陽電池は化合物系太陽電池のカテゴリーに含まれますが、その独自の特性により、次世代の太陽電池として注目されているのです。
化合物系太陽電池も色々な種類があり、色々な特徴があり、今後も新しい開発や発見などで、今までよりも良くなっていくと思います。
お読みいただきありがとうございました!
次回は、有機系太陽電池と量子ドット型太陽電池について掘り下げたいと思います。
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