第27回 電気にまつわるエトセトラ「エアコン編パート2」

キュービクル回避の担当、丸山です。(国家資格:第二種電気工事士)
こちらでは、「電気」に関係するお役立ち情報を伝えていきたいと思います!

今回も、電気を最も使用するエアコンにフォーカスをあててお届けします。
蒸し暑い日が続きそろそろエアコンを使用している方も増えてきたのではないでしょうか?

今夏は電気代の高騰でエアコン稼働を抑える?!

政府による補助対策「激変緩和措置」が5月使用分で終了し、さらに再生可能エネルギー発電促進賦課金の値上がりなどもあり、7月以降も電気代高騰は免れないことが見込まれます。
6月の電気料金(5月使用分)と7月の電気料金(6月使用分)に値上がりを合わせると、5月(4月使用分)の電気料金と比較すると、月に約2,000円前後高くなると予想されます。
この値上がりの要因となっている「天然ガス」の値上がりは、2025年頃まで続く見通しとの声もあります。

熱中症の危険もありますのでエアコンの稼働を控えるのは無理のない範囲にした方がよいでしょう。

「清掃」と「環境」で電気代削減

フィルターの清掃
エアコンのフィルターは、2週間に1度を目安に掃除をしましょう。
フィルターの埃は、水洗いをするか掃除機で吸い取りましょう。フィルターが目詰まりしていると冷暖房の効果が下がり、無駄な電気を使用してしまいます。フィルター掃除をするだけでも冷房時だと約4%の省エネに繋がると言われています。

室外機の温度環境や障害物の見直し
エアコンの室外機の吸出口に物を置くと、冷房効果が下がります。吸出口付近やその周辺にものを置いたり、カバーで覆ったりしないようにしましょう。あと、直射日光にあたらないようにすだれや植木などで日陰を作るようにすると良いです。室外機が温めると冷房効果が下がります。

設定で削減
使用している機器の性能や台数などによってエアコンの効き方が違う場合があります。
温度設定はエアコンの設定ではなく「室温」が大事になってきます。
室温の目安は夏季は28℃が良いとされていますので、冷やしすぎに注意し、無理のない範囲で冷房の設定温度をあげましょう。
扇風機やサーキュレーターと併用することで、冷房の設定温度を下げずに涼しく過ごすことも可能なので、併用して使用するのをオススメします。

稼働時間で削減
基本、つけっぱなしはNGです。
30分程度お外出であればつけっぱなしでも良いですが、それ以上のつけっぱなしは消費電力量も高くなり、電気代も少し高くなるのでなるべくこまめに切りましょう。

お読みいただきありがとうございました!
次回も洗濯機の削減方法についてお届けします。

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※キュービクル回避ネットを運営する株式会社グローアップは電力会社です。