第9回 電気にまつわるエトセトラ「高圧契約での電気料金」

キュービクル回避の担当、丸山です。(国家資格:第二種電気工事士)
こちらでは、「電気」に関係するお役立ち情報を伝えていきたいと思います!

今回は高圧契約での電気料金についてです。
電気料金は基本料金と使用料金に分けられています。

【電気料金の仕組み】

基本料金使用料金
月の電気代

低圧と電気料金が違い、簡単に言うと、高圧は基本料金が高くて、使用料金が安いです。
そういうと高圧契約した方が安いの?と思われるかもしれませんが、契約容量が大きいところはキュービクルを設置して、高圧契約をするため低圧契約ができるなら低圧で使った方が、設備投資も含めたら安いと思います。

高圧の電気料金は?

低圧契約も高圧契約も基本料金と使用料金で電気代が決まるのは同じため、計算方法も同じです。
違いは契約容量の決め方になります。

高圧の契約容量の決め方

【実量制契約】
当月を含む過去1年の最大需要力で契約容量を決める方法になります。
※最大需要電力とは・・・30分単位の平均で一番高い電力のことを言います。

【使用料金について】

使用料金使用量単価×使用量
+燃料費調整額(原価調整費)
×使用量+再エネ発電賦課金×使用量

高圧も低圧も電気料金は一緒?

計算方法は一緒です。違いは契約容量の決め方と基本料金単価と使用量単価が違います。
電気料金を確認するときは基本料金単価と使用量単価を確認する必要があります。
一度自分がどのような契約でどんな料金単価かを確認すると良いと思います。
そうすることで削減方法も検討できます。

状況を把握すれば、どうすれば削減に繋がるか見えてくるかもしれませんのでオススメです!


お読みいただきありがとうございました!それでは次回は停電の復旧方法についてお伝えします!

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