キュービクル回避の担当、丸山です。(国家資格:第二種電気工事士)
こちらでは、「電気」に関係するお役立ち情報を伝えていきたいと思います!
前回(第5回)と同様、今回も「削減」についてご紹介します。
電気料金の仕組みは、以下の通りです。
電気代削減と言えば、使用料金を抑えることに目を向けがちですが、実は基本料金を抑える方法もあります。
固定費が下がれば、年間の削減額も見込めます。
【電気料金の仕組み】
基本料金+使用料金
=月の電気代
基本料金をどのように削減するの?
アンペア(A)ブレーカーの容量を下げることで、基本料金を削減することができます。
アンペア数が高くなるにつれて基本料金も上がっていきます。
アンペア数変更の注意点
容量を下げ過ぎないこと
容量を下げ過ぎてしまうと、ブレーカーが落ちてしまう可能性が高くなります。基本料金が安くなるからといって、むやみに下げ過ぎるのは控えましょう!
すべての方が対象ではないこと
アンペア契約がない電力会社と契約されている方は、上記の削減方法は対象になりませんのご注意ください。
【アンペア契約がない電力会社】
関西電力、中国電力、四国電力、沖縄電力
アンペア数を選ぶ目安
アンペア数をえら選ぶ目安としては、下記2点に注意して選ぶと良いでしょう。
機器のアンペア数と使い方の把握
機器にはそれぞれ流れるアンペア数があります。
それらを把握しつつ、使う時間帯は何時ごろなのか?ライフスタイルと照らし合わせてながら必要アンペア数を決めると良いでしょう。
世帯人数や使用場所の広さ
世帯人数や使用場所の広さなどによって、必要アンペア数は変化します。
下図はあくまで目安です。1人暮らしでも同時使用量などが多い場合は、40A以上必要になる場合もありますのでご注意ください。
世帯人数 | 使用量 | アンペア数目安 |
1人~2人 | 少ない | 30A |
3人以上 | 多い | 40~60A |
お読みいただきありがとうございました!
次回も電灯100Vの削減方法についてお届けしたいと思います。
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